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私のレッスンは、
技術と、それを出す技術

出す技術とは?

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『私のレッスンは、技術と、それを出す技術』

これが二本柱となって大事になると考えております。生徒さんへの見方は、この人の技術はどのぐらいあるのか、そしてその技術はどのぐらい出せているのかという見方をして、その足りない部分を補っていくというレッスンを行います。

後者のそれを出す技術は特に非常に苦労しました。一時は、思うようにいかなくて、こんなこと知らなければよかったと思うぐらい辛くなることもありました。今ではもちろん知って良かったと思っておりますが。

さて、その技術を出す技術と言うものは何なのかもう少し考えていきましょう。

例えば1メートルの幅の道路があり、10センチ空中に浮いているとします。きっと誰でも歩けるでしょう。ところが、100メートルの高さまで上がってしまうと、ほとんどの人が普通に歩けなくなると思います。それは何故でしょう?

さっきまで出来ていたことが出来なくなってしまう現象ですよね。これを、技術、そして出す技術と考えています。

ゴルフに当てはめると、素振りではできるのにボールがあると出来なくなるとか、練習場では出来るのにコースに行くと出来なくなるとか、練習のつもりでコースに行くと出来るのに、コンペとなると出来なくなるとか、普通にコースを回っていると出来るのに、大事な場面になると出来なくなるとか、出来る技術はあるのに、ある特定の場面などになると出来なくなる。

これが、その人の「持てる技術」と「出す技術」の関係になると思っています。

この出す技術をはっきりと、よくわからせてくれたのがインナーゴルフ理論でした。

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